今日は第2章を読みました。
理解できる部分もできない部分もあるのですが、こんなことが述べられていたのかな?
現在私たちはテクノロジーの進化と長寿化の進展により、将来の確実性が奪われ、足場を失ったような不安を感じる宙ぶらりんな、「リナミリティー」の状態にある。
こういうときこそ、新しい秩序や価値観を創出する「社会的発明」の必要性が高まる。
「社会的発明」を成すのは好奇心と行動力を持った「社会的開拓者」であり、これからは誰もが(たとえ人生の中盤を過ぎていても)、社会的開拓者であるべきなのである。
「社会的開拓者」になる上で、人生のあり方を設計し直すことは欠かせない。
しかし、再設計には「➀満足いく生活水準の確保」と、「②人間としての可能性の開花」の両方を可能にする土台がなくてはならない。
①に関しては個人の努力だけではなく、政府の様々な政策が必要。
②の人間としての開花の達成度は、次の三つの要素の基準に判断できる。
1 物語 自分の人生のストーリーを紡ぎ、そのストーリーの道筋を歩むこと。
2 探索 学習と変身を重ねることにより、人生で避けて通れない移行のプロセスを成功させること。
3 関係 深い絆をはぐくみ、有意義な人間関係を構築して維持すこと。
第3章からは、以上の3つを実践するための具体的方法を示唆してくれるようです。
明日も頑張って読まなくては…。
私が二十代のころ職場の五十代後半の人は、セミリタイヤか?といった感じで、重要な任務から解放されて、退職までの日々を指折り数えて暮らしているように見えました。
それから三十年後、確かに大きく変わったなー。悠々自適の退職後生活へ!なんて雰囲気の人いないもの。多かれ少なかれ、今後のストーリーをどのように紡ぐかという問題に直面しているように見えます。
私はどんなストーリーを紡げるのかな?
かつては若者の特権だった、これからの可能性の模索を、この年になってもできる時代なのです。
面倒だけれど、幸せだと思って前向きに取り組方がいいですよね?