今日はⅣ章の
情報を収集し分析する
を読みました。
この章では収集した情報の分析の仕方としてKJ法と、それの発展型である「うえの式質的分析法」が実践例とともに説明されています。
数年前、職場外の研修会に積極的に出ていたことがあったのですが、よく付箋を使って隣や前後の人と話し合いをさせられて、飽き飽きしたことがありました…。
講師は自分が話してばかりじゃ受講者が眠くなるからと考えて、付箋を使った作業をさせているのかと思っていました(浅はか)。
あれって、KJ法だったの…?
ブレーンストーミング、ワールドカフェ、マインドマップも基本はKJ法と変わりないと、本書で上野さんがおっしゃっていますし。
脈力のない思いつきを目の前に情報化して、隠れた脈略を見いだすという効果がKJ法にはあるらしいのですが、当時、それを理解していなかった私は、付箋を渡されるたびに「またか…」と思ったものでした(笑)。
それにしても、上野さんは、本当に丁寧で親切。
この章には「インタビューの仕方」という項目があるのですが、よその家に訪問する際、真夏で素足だったら、玄関で洗濯したソックスを履きなさい、なんてアドバイスまで書いてあるのです。
本当に熱心に学生を育ててきた方なのでしょうね。
今日は亡き義父母の住居の整理をしました。合計作業時間6時間。
高齢者の住居の割には物が整理されていたので、世間でよく取りざたされているほど「大変!」という状況ではありません。
意外だったのは大量の花器があったこと。生け花に熱中していた時期があったのかしらん。
形見として私が活用することあるかしらん。20代のころ華道やっていましたが。
再開するつもりはなかった華道ですが、さて、どうなることやら?