今日読んだ本がこれ。(まだ読み終わっていません)
お茶のお稽古は長く続けているけど
千利休について、何にも知らない、という自覚があり、読んでみることに。
歴史小説なんて、高校生の時以来かも。
最初読みにくく感じましたが、慣れてくると面白い。
歴史的な検証から言えば、事実かどうか、よくわかりませんが、へぇーそうなんだと思うところ多数。
たとえば、日本では国土に限りがあり、手柄を立てた武士に土地を与えるのは限界があるため、織田信長は茶道具を与えることを思いついたとか。
千利休は世の静謐を願い、命を懸けて秀吉と対峙したのだとか。
また、名前だけなんとなく知っている、山上宗二やノ貫なども、小説のなかに置かれると生き生きと動き出して、利休との関係性が分かりやすいですね。
知識を体系的に押さえたいとき、歴史小説の力を借りるの一つの手かと思われます。