日曜日の午前はたいてい職場に行かなきゃ、の私。
昼過ぎ、解放されてうれしい帰りの車中ラジオ。
ピアニストの清塚信也さんと日本睡眠学会理事の三島和夫先生がゲストの番組でした。
清塚さんは睡眠時間が3~4時間でも日中エネルギー全開で活動できるそうです。寝るのが苦手で、就寝前の方がいろんなアイディアが浮かんできて、目が冴えるとのこと。
いいなあ。いつも睡眠の足りなさを自覚していて、昼間猛烈な眠気と闘うことがしょっちゅうの私。
ショートスリーパーの人の話を聞くと、自分がダメ人間のように思えてきます。生まれてこの方徹夜で何かをやり遂げる、なんて経験をしていません。
そんな私ですが、長い睡眠時間を確保できない分、深い眠りを得ようと最近「トルースリーパー」(低反発マットレス)を購入。
なんだか、「日中の眠気が抑えられた?つまり、夜ぐっすり眠っている?」 なんて思っていたのですが…。
さきほど、三島和夫先生について検索をかけたら、「人間の思い込みの力」のすごさについてお話をされていました。
要約するとこんなこと。
科学的に証明された快眠寝具はない。サプリメントはもともと栄養に不足のある人には即効性があるが、日本人ではそのようなケースは稀。
製薬会社が新薬を開発しているにもかかわらず、非常に多くの新薬が認可されずに失敗に終わる。それはプラセボ効果(偽薬効果)の壁を越えられないから。
薬によっては実薬より偽薬のほうが薬の効果が被験者に出ることすらある。
偽薬でも「薬を飲んだ」という期待感が精神に作用し自然治癒力を引き出すのではないか、と解釈できる。
ふうむ。人間の思い込みの力…。
病を癒すほどの力があるとは。
大枚はたいた「トルースリーパー」。
科学的にはどうあれ、私にとっては大切な快眠寝具です。
特別の思い込みをさらに注入して、ぐっすり眠り、さわやかに目覚め、快適な毎日を送ろうと思います。