月刊茶道誌『淡交』を毎月取っています。
バックナンバーが5年分。
今年はその月ごとにバックナンバーを含めて6冊読んで、自主勉強をしようと思っています。
早速本日読み返したのが平成三十一年の新年号。
岡本浩一先生の「茶道心講」
テーマは「水屋詰への成長ベクトル」
心に刻まれたのはここ。
禅林では、雲水としていちばん修養に達している人が、典座(てんぞ)というお寺の料理番に指名されるという。
(典座は料理に時間がとられるので、本来の修行が進まず辛い役割なので)典型的な陰徳の立場だが、到達度のいちばん高い人がそれにあたるということに深い意味があるように思われる。
…陰徳というのは、報われないことを前提として維持されるべきものなのである。
昨年の4月から職場でまとめ役になったものの、本来の業務に専念できず、報われることがない負担の大きさに、不満な気持ちが芽生えていた自分。
大いに反省させられました。
このコラムは繰り返し読もうと思います。