引き続き禅語のお勉強。
この言葉は、臨済宗の祖である臨済義玄禅師の言行録である、『臨済録』という書物に出てくるそうです。
どんな場所にいても、どんな仕事をしていても、自分が主人公となって積極的に行うならば、そこでの生き様はすべて真実である、というような意味とのこと。
人って、主役タイプの人と、脇役タイプの人に分かれますよね。
私は完璧に脇役タイプ。それも「その他大勢(エキストラ)」タイプだと思います。
自己顕示欲が少ない代わりに、自己PR力も足りない。
自己承認要求が強いのは子どもじみていて、みっともないと思います。一方で、職場では縁の下で支えている自負があるけど、その頑張りは報われないと、ひっそり不全感を抱えているのです。
自分は脇役だから目に留めてもらえることはない、評価されることもない。そんなふうに勝手に決めつけて、パフォーマンスのレベルを脇役基準に合わせ、難しいことから逃げているのかのかもしれません。
私はこの場では主役よ!
こう思うことは不遜でも滑稽でもなく、自分が存在する場所の役に立とうとする、意欲につながると思います。
「主人公意識」、明日からはこれで行きますよ!