土曜日、お茶のお稽古の日です。
今日は平花月をしたのですが、コロナ渦でのお稽古では、一つのお茶碗で四服点て、というわけにはいきません。
いくつかお稽古用のお茶碗を点前座に並べて、飲む人ごとに取り替えます。
今日用意されたお茶碗のなかに「奈良絵」のものがありました。
奈良絵のデザインは今どきのイラストレーターさんが描いたの?と思うような可愛らしさがありますね。
ちょいと調べると、奈良絵のルーツはお釈迦様の生涯を描いた絵草紙などにあるようです。
現在はお寺にお参りしている人物や鹿、奈良の風景が描かれることが多いようです。
豆皿もお土産品として人気があるようですが、奈良へ旅行に何度も行っているのに、存在に気が付かなかった!
コロナ渦で旅行もままならない昨今、かつての旅行の雑な見聞を悔やむばかりです。
もっと貪欲にいろんなことを見て知るべきだったと…。
来月出張で九州に行くのですが、同じ過ちは繰り返すまい。
一つでも二つでも新しいことを頭に仕入れ、目に焼き付けて帰ろうと思います。