アンドリュー・スコット、リンダ・グラットン『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』(東洋経済新報社)を読み始めました。

新聞や雑誌、あちこちの書評で取り上げられていて、評者は今後の新しい指針を得た!みたいなことをお書きになっています。

ちゃんと理解できるか怪しいですが、評判の本なので頑張って1章ずつ読み、年内には読了したいです。

というわけで初日の今日は第1章。

この部分は主に問題提示ですね。

「テクノロジーの驚異的な進化」と「長寿時代の到来」について様々な事例を挙げて説明してくれています。

(始めて知った!と驚くような記述はないものの、だからといって自分が生きている社会の現実を客観的に説明できるかと言ったら、そうではないわけで…。薄っすら知っていることと、きちんと説明できることとの間には天と地ほどの差があります。頭がいい人はすぐさま引用することをイメージしながら、『 LIFE SHIFT2 』のような本を読むのでしょうね。)

AI、ロボット工学の進歩により、たとえ高学歴の専門職の人であっても、失業の危機にさらされる可能性がある今後。

機械に代替されにくい領域(人と人とのやりとり、ケアと思いやりが必要な領域、マネジメントとリーダーシップ、創造とリノベーション)を念頭に入れて、キャリアを築いていく必要があるようです。

また、想定外のキャリアチェンジを迫られる時代だからこそ、教育機関が進化を遂げ、生涯を通じた学習を支援する制度が求められるとのことです。

また、かつて経験したことがない長寿社会、親の世代の生き方は参考にならないのです。モデルとして設定されている71歳の元エンジニア、クライブが「70代だからこんなことできない。70代だからこうあるべきだ」といった年齢に関する固定観念と闘っている、という記述に、私の今後もそうであろうと共感しました。

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    投稿者

    tohko

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