本日は第7章「教育機関の課題」を読みました。
印象に残った部分だけ簡単に記すと…。
マルチステージの人生において、人々はテクノロジーの進化に対応しながら、長い職業人生を送らなくてはいけません。そしてこれは、今までのように20代前半までに学んだことをベースに、退職までの日々を過ごすことができないことを意味します。
単なる知識の習得は、インターネットで扱うデータ量が巨大になった現在、大きな意味を持たなくなりました。このような時代には、学び方と発見の仕方を身に着けることが重要になります。
また、人生のあらゆる段階で学びの状況についてチェックし、投資をするべき時代、成人教育の必要性の拡大が予想されます。
しかし、学び続けたい大人のニーズに応えるには教育の方法、対象、内容が新たに検討されなくてはいけません。
大学は学位中心主義から成人教育、短期教育プログラム充実等への転向を促されるでしょう。企業や政府機関は成人の学びに対してどのようなスキル証明をするのか、考えなければいけないでしょう。
現在、高度な学び直しができるのは、もともと高学歴であったり、経済的に恵まれている人であることが多いと考えられます。今後多くの人に、長い職業生活で複数回必要な学び直しが平等に与えられないと、格差の拡大が深刻になります。
筆者が指摘するように教育に関わる課題は途方もなく大きく果てしない、ということです。
…まず、私自身のことで言えば、学び直しが喫緊の課題であることは痛感しています。ほんとに「ヤバい」と思っています。「テクノロジーの進化の対応」、職場でもいきなり(と感じるのはわたしがぼーっとしていたからですが)要求され始めました。ほんとに苦手とか、嫌いとか、もう年だから、とか言えないのです。ほんとに、やばい、やばい。頑張らなくては…という状況です。
これから2年ほど悪戦苦闘、苦学の日々が続くような気がします。そして、これを乗り越えれば、「学び直し」について、一家言持つことができ、また「学び直し」に戸惑う人のサポーターにもなれるのでは、と期待しています。
頑張ります!
寒波で道路がツルッツル。一昨日、夫が人に車をぶつけられ、今日は息子が人の車にぶつけました…。
まあ、どちらも軽微だったのが幸いで。あちこちで、滑ってそのままドスンの事故が多発しているようです。
さて、いよいよ年の暮れが迫りました。
以前はカリカリしながら大掃除に励んだものですが、年の功、でしょうか。何もかも済ませようと焦って過ごすのはもったいない。年末は休日なのです。のんびりマイペースで部屋の片づけをしています。