2022年が始まりました。

今年は読書に励みたいと思います。

1年に○○冊とか、○○〇冊とか数字の目標はさておいて。

読書を大切にしよう、そんな気持ち。

数日前、テレビで女子アナの方が、2022年の目標に「2週間に1冊は本を読みたい」と話していました。

一瞬、「2週間に1冊とは少ないな…」と思ったのですが、正直で好感が持てたし、忙しい中1冊の本を読了するとなると、それくらいのペースになるという、その女子アナの実感がうかがえて共感できました。

読書量より、せっかく出会った本との縁を大切にしたいです。

そのため、読んだ本はこのブログに記録するようにしたいと思っています。

さて、予定通り『スマホ脳』の第3章と第4章を読めたので、簡単に印象に残った部分をまとめておきます。

第3章 スマホは私たちの最新のドラッグである

私たちが過度にスマホに依存してしまう理由を考えるのに、脳内伝達物質のドーパミンの役割を考えなければならない

ドーパミンは人間が何に集中するかを選択させる、人間の原動力になるものである。

そして脳は結果が不確かなものに対して、多くの量のドーパミンを与える。

我々の祖先は結果が不確かでも行動させるドーパミンに促されてー例えば実がなっているか不確かでも高い木に登ってみるー、食料不足の世界を生き延びてきた。

そして、現代。同じ不確かな結果でも、人間が突き動かされるものとして、ゲームやカジノや、スマホの着信音が登場した。

スマホを絶えず手に取って、何か新しい情報がないか、「いいね」が付いているか確認するのは、「大事かもしれない」という不確かな結果を私たちの脳は偏愛するからだ。こうした私たちの脳の働きをスマホは巧みに利用し、私たちの脳のハッキングに成功したのだ。

第4章 集中力こそ現代社会の貴重品

現代のデジダルライフでは複数のことを同時に行おうとしがちだが、実際の人間はマルチタスクが苦手で、成果を上げることはできない。

それなのにマルチタスクを行うとドーパミンが放出されるのは、私たちの祖先は生きていくうえで、常に警戒態勢を整えておく必要、言い換えれば常に集中していない状態にある必要があったからだ。

スマホはたとえサイレントモードにしていても、そばにあるだけで人間から集中力を奪うことが明らかになっている。

常にデジタルな邪魔が入ることで、私たちはますます気を散らされることに脆弱になってきているのだ。

…集中力。自分の日々の生活を振り返ってみて、「集中している」時間がどれほどある?

常に注意散漫。生きるために気が散っていることが必須だった、原始時代の脳のまま日々過ごしているんですね。

信仰心のある人は仏壇の前で手を合わすとか、神に祈りをささげるとか、生活の中で集中する時間を短くても持てます。あるいは創造的活動に取り組んでいる人は、集中することが必須でしょう。

私のように雑念と雑事で日々を構成している人間が、集中する時間をどのようにして持つのか?

2022年に考えていくテーマにしたいです。

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    投稿者

    tohko

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