明け方眠れなかったので、この本読んでしまいました。

 とはいっても前半部分はあまり理解できず。

 後半は勉強のやり方についての実用的な指南が書かれてあって、参考になります。

 特に気に入ったのはここ。

 どんな分野のものでも、SFやファンタジー小説を読むように読む。そういう小説の場合、架空の生物とか、アイテムとか、魔法とかが、その世界の「設定」のなかでどういう機能を持つのかを把握しながら読むことになります。専門分野を学ぶことはそれに似て、ある設定、すなわち構造のなかで、言葉=概念の機能をとらえることなのです。

 自分の実感に引きつけないで読む、というのは、あるテクストを「テクスト内在的」に読むことである。それは、テクストの構造=設定における概念の機能をとらえることである。(192頁)

ふーむ、なるほどね。

これを高校生の時知っていたらなあ…。

化学とか、数学とかチンプンカンプンだった科目との付き合い方も変わっていただろうに…。

私は小さいころから本を読むのが好きだったのですが、自分のせまーい実感に引きつけて読むことしかしてこなかったのです。

だからファンタジーも苦手で。SF小説も読みませんでしたねえ。

『大草原の小さな家』みたいな、現実の生活が書かれているものは大好きなのですが、例えば『オズの魔法使い』みたいなのは、小さい時からついていけなかったなあ。

でも、今からでも間に合いますよね。

『日経パソコン』とか読むときに(笑い)。

これからは、「自分のこれまでの言葉づかいをベースにするが、その効力を半分に抑えて、残り半分を、テクスト内在的な新たな意味に置き換える、という気持ち(192頁)」で新たな分野の勉強に取り組みたいです!

本日の夕食。

今日もにら料理で豚キムチ炒め。

それにホワイトシチュー、イワシの竜田揚げ、レンコンきんぴら、でした。

ヒヤシンス、これで満開?

なんか、想像していた形状と違うのですが…。

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