本日、ほぼ読み終えました。

この本、常にそばにおいて読み返したい本になりそうな予感。

ちょっと読んで、なるほどね、フムフムと思っても、その本を放置すると、すぐに大切なエッセンスを忘れてしまいます。

だから、繰り返し読んで、筆者が考え、伝えようとしていることを「共有」したい、そんな気になっています。

しかし、筆者が強調することには、耳が痛いことがあり、すんなり受け入れるのは厳しいです。

例えばこんな部分。

自分の限界を認めるとは、すなわち希望を捨てることだ。(略)……数々の希望の根底にある、いつか本当の人生が始まるんだという希望。今はまだリハーサルで、そのうち自信満々で人生の本番を生きられるにちがいないという、途方もない希望。

そんなものは、今すぐ捨てた方がいい。

世界を完璧なものにしようという無駄な努力をやめれば、自分にできることを始められる。何もかもやるという幻想を手放せば、本当に大事なことだけに集中できる。

あー耳が痛い。耳が痛い。

「限りある時間」のなかで、到底できないことをあれこれやりたがって、じたばたしている私。

自分の能力以上のことをいつかできるようになるかもと、いまだに現実を見ることなく夢想してしまう私。

人生そのものを上昇志向のベクトルで捉え、質・量ともに充実させるのがマスト、という価値観に毒されている、そんな自分に初めて気づかされた気がします。

アメリカでベストセラーになった自己啓発本で、ここまで「なるほど」と思った本はないなあ。

でも現実を直視して、受け入れるのはキツイなあ…。

(私は夢見る夢子さんなので…)

本日の夕食

カレーうどん

セロリとにんじんの塩昆布炒め

豚肉生姜焼き

昨日は知人と3人でイタリアンを食べに行き、すごーくおいしかったのですが、

家の、多少妙な組み合わせの献立も、外食にはない良さがありますよね。

子育て中は責任感、義務感、自己実現意識いっぱいで調理をしましたが、今は変な意欲がない分、しみじみ自分の作った料理がおいいしい…、そんな気がします。

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    投稿者

    tohko

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