このごろお弁当箱は曲げわっぱを使っています。
秋田県大館市のもので値段は9300円ほど。
江戸時代、秋田が飢饉で財政難だった時に、武士の副業として奨励されたのが、秋田杉を使った工芸だったそうです。
日本全国あちこちで曲げわっぱは作られていますが、大館のものは唯一、「伝統工芸品」に指定されているのだとか。
私が使っている曲げわっぱはウレタン塗装がされているので、油じみなどがつきにくく、中性洗剤で洗えるので手入れが楽ちんです。
あらためて曲げわっぱ弁当箱について調べてみると、その特徴は…。
・天然木のため吸湿性が高く、ご飯が冷めてもおいしい。
・杉には抗菌作用があるので、食品が傷みにくい。
しかし、これは天然木の場合で、私が使っているウレタン塗装のものの場合、そうした効果は期待できないようです。
ならば、なぜ曲げわっぱ弁当箱か?
答えは「見た目」ですね。いつものおかずがプラスチックのお弁当箱に入れる時より、格段においしそうに見えます。
時間の面では毎日毎日ギリギリの生活で余裕なし?、そんなにおかずづくりには手をかけられません。
本日のお弁当のように、よそったご飯の上にじゃっと炒めたお肉をのせるだけでもおいしそうに見せてくれるのが、まげわっぱ弁当箱さんです。
忙しかったり、疲れている時にはコンビニでサンドイッチやおにぎりを買うこともありですが、年齢を重ねるとともに心からおいしいと思えなくなって…。
簡単でも好みの味付けで調理したおかずを曲げわっぱに詰めて出勤できたら、本当に幸せです。
曲げわっぱ弁当の詰め方のコツ、まだ会得していないので、これから毎日工夫をしていきます!