毎週土曜日。仕事が入ることもありますが、この十数年、午前中は茶道のお稽古に通っています。

ずいぶん長いこと習っているのですが、覚えが悪いし、不勉強をあらためることもせず。

寛容な先生に甘えてばかりの年月を重ねています。

今日のおけいこは和巾点。

裏千家第11代家元の玄々斎が1865年、孝明天皇に献茶をした際に拝領した和巾を披露するため、考案されたお点前だそうです。

お点前そのものは濃茶点前とよく似ていますが、お茶を入れるのは瀬戸の茶入れではなく、木でできた中次です。

私がお習いしている先生は、唐松緞子の仕覆と古帛紗を持っていらっしゃるので、いつもそれを使ってお稽古をします。

10年以上見慣れている唐松緞子。

でも、なぜこの模様なのか?とは、思わずぼーっと過ごしてきました。

こんなことではちこちゃんに叱られますね。

それでちょっと調べてみました。

「松の木は厳しい寒さに耐え一年を通して葉の色が変わらないことから、「常盤木(ときわぎ)」と呼ばれ昔から「長寿」の象徴とされてきました。お正月の季節、一般的に12月13日~1月7日(地域によっては1月15日まで)の間、年神様(としがみさま)をお迎えする目印として門松を飾りますがこれも松に長寿の意味が込められているためと考えられます。

 唐松は日本固有の種類で、一般的な松と違い秋になると葉が紅葉し、冬には落ちます。そして春になると若々しい新芽が芽吹きます。この唐松の新芽と葉を、上からみて放射線状に捉えた文様です。」

(裏千家ブラジルのHPから引用)

(裏千家ブラジルのHPより借用)

なるほど…。

私がお稽古で使う唐松緞子の模様は下のようなものです。

この模様は新芽はなく、葉だけをあらわしているってことなのでしょうか?

見慣れたものも、違う目で見てみると、いろんなことがわかったり、新たな疑問が浮かんだり…です。

さて、お茶の稽古が終わって帰宅し、コロッケなんぞ作っていた午後。

ふと気が付けば、衣をつける前のコロッケの一部が欠けているじゃないですか!

我が家のペット犬の仕業です。なんてこと!玉ねぎが入っているに!!

動物病院に行き、処置をしてもらい、本人はけろりとしております。(もちろん飼い主は疲れる。)

そんな騒動の後、コロッケを揚げて調えた本日の夕食

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    投稿者

    tohko

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